沖縄の地に刻まれた戦争の記憶。
多くの命が失われ、今なお残る深い悲しみ。
消えゆく戦争の記憶
いま、わたしたちにできることとは…
平和への想いを胸に、今をみつめ、未来へつなぐ 6月23日
沖縄テレビでは、慰霊の日を前に、報道特別番組を放送いたします。
遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は39年間の遺骨収集で、遺骨の声なき声を聞 き、遺族に寄り添ってきた。 ガマを掘る人が今、ハンガーストライキで訴えるのは、激戦地だった沖縄本島南部から辺野古の基地建設のための埋め立て用土砂を採取する計画を国は断念すべきということ。 ガマフヤーのこれまでの遺骨収集、遺族の声、76年を経て今も見つかる遺骨、沖縄本島南部とはどのような場所なのか。
ロシアがウクライナに攻め入り、子どもや女性、武器を持たない多くの市民が犠牲になっている。 80年前、私たちが暮らす沖縄も同じように戦場となり罪のない人たちが命を落とした。 その中には10代の女子学徒も…。 そして、どうして自分は生き残ってしまったのか問い続けてきた人もいる。 2023年1月12日に亡くなった元白梅学徒の中山きくさん。 94歳、命尽きるまで戦争体験を語り続けたきくさんの平和のレクイエム
遺骨収集ボランティア夫婦浜田哲二さんと律子さん。 元朝日新聞カメラマンの哲二さん、元讀賣新聞記者の律子さんはなぜ、縁もゆかりも無い沖縄でボランティアで遺 骨収集を始めることになったのか。 80年経っても戦没者を忘れず、せめて遺骨だけでも帰ってきてほしいと願う遺族の姿、生還した体験者の苦脳が2人の活動から見えてくる。 今年に入り次々と壕の中で新たな発見が続いた。 遺骨収集ボランティア夫婦の25年の活動から沖縄戦を考える。
沖縄テレビでは、6月23日「慰霊の日」に合わせて、報道特別番組を生放送でお届けします。
20万人以上が犠牲になった沖縄戦の終結から80年。
当時を知る世代は80代後半から90代となり、悲惨な戦争体験を直接聞く機会は少なくなっている。
証言を直接聞く機会が無くなった後、私たちが記憶を繋いでいくために沖縄テレビが記録した戦争体験者の証言と最新の歴史研究の知見と併せて「記録」から「沖縄戦の実相」を考える。
2025年は沖縄戦から80年の節目となります。日本放送協会沖縄放送局(NHK沖縄放送局)、琉球放送株式会社(RBC)、琉球朝日放送株式会社(QAB)、沖縄テレビ放送株式会社(OTV)は、ともに平和への思いを込めた共同メッセージを発信します。 沖縄のテレビメディア4局は、共同で制作したメッセージ動画を6/6(金)より放送し、沖縄戦を 生き抜いた体験者からの「二度と戦争を起こしてはならない」という声を受け継ぎ、あらゆる 世代に沖縄戦の事実を正しく伝え、平和への思いを未来につなげます。
NHK沖縄放送局
豊田 晴萌
アナウンサー
RBC
仲村 美涼
アナウンサー
QAB
玉城 真由佳
アナウンサー
OTV
小林 美沙希
アナウンサー